当院は名古屋市の予防接種指定医療機関です。

当院では、子どもと大人の予防接種を積極的におこなっています。ワクチンは一人ずつ取り寄せているため、予約が必要です。

子どもの予防接種は、基本的に月曜、水曜、金曜の午後3~4時におこなっています。予防接種の時間帯に受診できない方は、通常の診療時間内でおこないますので、ご相談ください。

注射後のごほうびシール

大人の予防接種

風しんワクチン

風しんのワクチンを公費(無料)で接種するには、下記の方法があります。

 

【名古屋市の風しん予防接種の費用助成】

名古屋市では、風しん第5期定期接種の対象外の方で、下記の方も風しん抗体検査・予防接種が公費で受けられます(過去の罹患歴、接種歴、抗体検査歴により、対象外となる場合もあります)。

・妊娠を希望する女性

・妊娠を希望する女性のパートナーおよび同居人

・妊娠のパートナーおよび同居人

肺炎球菌ワクチン(高齢者)

肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。65歳以上の高齢者には接種が勧められています。

ニューモバックスというワクチンには90種類以上ある肺炎球菌の型のうち、23種類の血清型に効果があります。

効果持続期間は約5年間のため、初回接種から5年後に追加接種が必要です。

名古屋市に住民登録がある65歳以上の方は、初回接種の費用助成があります。市民税非課税世帯の方は初回のみ無料です(書類が必要)。

<費用>

初回:4,000円

2回目以降:8,000円

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、体の片側の一部にピリピリとした痛みがあり、水ぶくれを伴う赤い発疹が現れます。水ぼうそうのウイルスが体に潜んでいて、免疫力が落ちた時に発症します。成人の90%以上が帯状疱疹になる可能性があり、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。50歳代から発症しやすくなります。

 帯状疱疹では合併症や後遺症が残ることがあります。また、長期に痛みが残ることがあります(帯状疱疹後神経痛)。ワクチンには、発症と帯状疱疹後神経痛の予防に効果があります。

ワクチンには、シングリックスと水痘ワクチンの2種類があります。

名古屋市に住民登録がある50以上の方は、費用助成があります。市民税非課税世帯の方は初回のみ無料です(書類が必要)。

 シングリックス:2回接種、1回 10,800円、予防効果90%以上

 水痘ワクチン:1回接種、4,200円、予防効果50~60%

子どもの予防接種

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんは、子宮の入り口にできるがんで、自覚症状がないまま進行します。日本では年間約2,900人が子宮頸がんで亡くなっていて、20代後半から40歳前後での発症が多くなっています。

 子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルスの感染が原因です。主に性交渉で感染し、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。感染しても大部分は自然に排除されます。まれに持続的に感染することがあり、一部ががんの発症につながります。

 

<定期接種(無料)>

・名古屋市に住民登録がある方

・小学校6年生から高校1年生相当年齢の女子

 

<キャッチアップ接種(無料)>

対象:キャッチアップ接種実施期間(令和4年4月1日~令和7年3月31日)の間に、子宮頸がんワクチンを1回以上接種したが、3回接種が完了していない次に該当する者

・キャッチアップ接種の対象者(平成9年度生まれ~平成19年度生まれの女子)

・高校1年生相当の者(平成20年度生まれの女子)

接種期間:令和7年4月1日から令和8年3月31日

診察時間

診療日

 

 

午前

午後

午前 9:00~12:00
午後 4:00~7:00


子どもの予防接種:
月曜、水曜、金曜の午後3~4時におこなっています。
それ以外の時間を希望される方は、ご相談ください。
注)予約制です

休診日

木曜・土曜午後・日曜・祝日

お問合せ

お気軽にご連絡ください。

052-822-0026